208:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:43:49.85 ID:2v6yyusw0
ドゴッ
凄まじい勢いで蹴り上げられた加古を追いかける突撃銃の弾丸。
何をする暇もなく。
209:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:44:22.11 ID:2v6yyusw0
――
加古(………)
210:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:45:37.50 ID:2v6yyusw0
加古と嵐山が向き合ったのと同時刻、木虎は双葉と対峙していた。
木虎「退いてくれないかしら、双葉ちゃん」
211:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:46:56.21 ID:2v6yyusw0
木虎「…仕方ないわね」
剣戟の音が鳴り響く。
212:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:48:19.45 ID:2v6yyusw0
ドン!
双葉「うそ……!? そんな、なんで…!?」
信頼する隊長の強制脱出。理解しがたい現実が双葉に降りかかる。
213:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:49:09.98 ID:2v6yyusw0
双葉はあえて煽るような態度をとった。
木虎は自分に好意的だ。冷たくあしらうと、いつも残念そうにする。
わずかでも隙が生まれれば。
214:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:50:11.28 ID:2v6yyusw0
双葉(罠……? それでも!!)
ダン!
215:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:51:10.08 ID:2v6yyusw0
双葉(筋肉で刃を止めたとでも…そんなマンガみたいなことできるはずがっ)
仮にそれができるにしても中学生の女性の筋力では無理があるだろう。
だがそんなことは関係ない。
216:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 20:59:52.38 ID:2v6yyusw0
『強制脱出』
ドン!
217:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:00:59.19 ID:2v6yyusw0
木虎「はい。あのコがはねまわれば危険ですから」
嵐山「ああ、よくやってくれた!」
218:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:03:50.03 ID:2v6yyusw0
嵐山隊の三人目、時枝は、三輪隊米屋と対峙していた。
米屋「この距離援護なしでオレを止められるつもりかー? トッキー」
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