56: ◆30lx83ehPU[saga]
2019/04/10(水) 23:47:17.73 ID:YusrZvva0
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57: ◆30lx83ehPU[saga]
2019/04/10(水) 23:50:38.10 ID:YusrZvva0
教室の空気は、じっとりとした重苦しさと擦り傷のような鋭さを増していた。
誰かがシャーペンを落とす。
58: ◆30lx83ehPU[saga]
2019/04/10(水) 23:58:11.34 ID:YusrZvva0
大崎にも、変化があった。
(明らかに、コンディションが悪い)
机に突っ伏してその表情は見えないが、その姿には先週以上に見て取れる異変が起こっていた。
59: ◆30lx83ehPU[saga]
2019/04/10(水) 23:59:54.40 ID:YusrZvva0
「大崎」
「………………」
「…大崎」
60: ◆30lx83ehPU[saga]
2019/04/11(木) 00:05:28.49 ID:7E8roJnZ0
大崎の異変と、クラス崩壊の危機。
お世辞にも過ごしやすいとはいえない教室から逃げ出し、自販機のある校舎の隅へ。
そこには、先週と同じように甘奈がいた。
61: ◆30lx83ehPU[saga]
2019/04/11(木) 00:10:49.13 ID:7E8roJnZ0
「そんなに買ってどうするの?」
「1本は俺の。1本は大崎の。そんでもう一本は…」
2本買った炭酸のうちの1本を、甘奈に差し出す。
62: ◆30lx83ehPU[saga]
2019/04/11(木) 00:16:22.88 ID:7E8roJnZ0
甘奈も、理由はわからないが随分と参っていた。
教室に戻りながら考える。
大崎と甘奈の間に何かあったのは間違いない。
63: ◆30lx83ehPU[saga]
2019/04/11(木) 00:23:40.43 ID:7E8roJnZ0
「……あ…」
一つ、思い出したことがある。
試してみる価値はあるかもしれない、教室に戻り、机にたむろしている友人を無視して大崎の机にお茶を置き教室の中央、2、3人で談笑している女子の集まりのもとへ。
64:名無しNIPPER[sage]
2019/04/14(日) 06:18:49.68 ID:ZGnmEHbmO
続き待っとるでー
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