33: ◆30lx83ehPU[saga]
2018/11/27(火) 16:07:04.13 ID:BNLHW+1zO
大崎にメロンパンを渡し、残りのやきそばパンの袋を開く。
バイトの給料が入ったばかりだからと贅沢して沢山買っていたのはラッキーだった。
それにしても、「知らない人」か…。
確かによく考えれば、大崎と話すのはこれが初めてだ。そう考えれば妥当な評価なんだろう。
保健室の一件については、本人はもはや覚えているのかどうかすら怪しかった。
「なあ、大崎…」
せっかくの機会だ、少しくらい話しかけてもバチは当たらないだろうと思い、隣の席を見ると。
「………………」
大崎は、未開封のメロンパンの袋を持ったまま固まっていた。
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