彼女は窓フェチの変態だった
1- 20
81: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/16(金) 00:09:33.08 ID:6W5BK61q0

 奴は服のポケットに手を突っ込み、何かを取り出した。
 折り畳み式のナイフだった。

 奴をギリギリで追い越し、俺は彼女の前に立った。
 そして、こちらが包丁を振るより先に、遠峯はナイフを振りかざした。

 彼女が文字には表せない悲鳴を上げる。

 俺は地面に倒れ伏した。

 駄目だ、まだ死んでは駄目だ。奴をまだ倒せていない。彼女が危険だ。

 どうにか見上げると、奴は通行人に羽交い絞めにされていた。
 警察に電話をかけてくれている人もいる。

 ああ、これで大丈夫だ。俺は安堵し、目を閉じた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
174Res/112.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice