135:名無しNIPPER[saga]
2018/12/25(火) 21:24:58.62 ID:xZXOowFN0
戦艦水鬼 (危なかった……)
戦艦水鬼 (斬撃を受けた際、ケーブルに切れ込みが入った。あのまま戦闘を継続すればケーブルが接続不良を起こしていた可能性が高い)
戦艦水鬼 (そうすれば艤装を操作出来なくなり、負けていた)
136:名無しNIPPER[saga]
2018/12/25(火) 21:30:44.69 ID:xZXOowFN0
長門 (昨晩の夜戦における報告を受けた。結果は散々だった)
長門 (単艦の敵に6隻で挑み、天龍、吹雪、電が大破、清霜が小破、無傷で帰投したのは雷のみ……)
長門 (そして響が沈んだ)
137:名無しNIPPER[saga]
2018/12/25(火) 21:37:06.61 ID:xZXOowFN0
長門 (宿舎の第六駆逐隊の部屋の前に来た)
長門 (どんな言葉をかければいい……)
長門 (ドアをノックすべきか、そっとしておいた方がいいのか)
138:名無しNIPPER[saga]
2018/12/25(火) 21:43:11.64 ID:xZXOowFN0
長門 「……そうだ、電は一緒じゃなかったんだな」
雷 「はい、おそらく部屋にいると思います。上がって下さい」
長門 「いや、いいんだ」
139:名無しNIPPER[saga]
2018/12/25(火) 21:44:21.96 ID:xZXOowFN0
今回はここまで。
読んで下さった皆さんありがとうございました。
140:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 22:59:19.87 ID:0tso6QQ40
電 「ゲホッ、ゲボッ……ハァ、ハァ」
長門 「気がついたか……」
雷 「馬鹿ッ!」
141:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:06:35.94 ID:0tso6QQ40
雷 「この後に及んでまだそんなこと言う?」
雷 「長門さんが電を床に降ろして人工呼吸してくれなかったら今頃どうなってたかと思うと……」
雷 「まだ身体の震えが止まらないわ……」
142:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:12:23.92 ID:0tso6QQ40
ギュッ
電 「!?」
雷 (長門さんが電を抱きしめてる……)
143:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:16:49.55 ID:0tso6QQ40
電 「……さっきお昼寝してたら、夢に響ちゃんが出て来たのです」
電 「恨めしそうにこっちを見て、電がいくら謝っても何も言わないのです。そして暁ちゃんも出て来て」
電 「二人で黙って電を見ているのです」
144:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:20:00.36 ID:0tso6QQ40
雷 「いい? 電」
雷 「暁も、響も、電を怨むような性格じゃないでしょ?」
雷 「それに二人を助けられなかったのは雷も同じ」
145:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:24:03.80 ID:0tso6QQ40
長門 「そう思うのなら響の、暁の無念を晴らせ」
電 「長門さん……」
長門 「雷と力を合わせて戦艦水鬼を沈めてみせろ。勿論私も戦う」
263Res/144.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20