【ミリマス】「プロデュース適正検査シミュレーション?」
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41: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/31(水) 00:03:01.01 ID:Q33A0XWw0

「ですが……だからこそあなたは、私たちのプロデューサーなのかもしれませんね」

どういうことさ、と訊き返させてはくれなかった。

彼女から見た俺は立派にプロデューサーが出来ているんだろうか。
それを認めてくれてるっていう意味なんだろうか。

ただ、一つだけハッキリと俺にも分かったのは、
こちらを向いた少女の瞳から震えが消えているってこと。

「紬も、自分で自分を信じてごらんよ」

だから、なのかもしれなかった。
そんな言葉がするりと口からこぼれ落ちた。

彼女の表情が僅かに強張って、次の俺の言葉を待っているように見える。
……そうとも、俺は彼女たちの為ならいつどんな時でも。

「そのうえで、君が信じ切れないっていう部分を……。プロデューサーの俺で補えたならいいんだけど」

「……私のことを、あなたが」

「ああ。そういう存在になれたなら、冥利に尽きるってもんだよな」


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