【ミリマス】「プロデュース適正検査シミュレーション?」
1- 20
40: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/31(水) 00:02:15.05 ID:Q33A0XWw0

「……それは根拠のない自信を持てるようになったからかもしれないな。以前はもっと、石橋を叩いて渡るようだったから」

紬が何かを言いかけた。だが、俺が顔を向けると開きかけていた唇は頑なに結ばれた。

「でも、ある時をきっかけにね。もっと自分を信じてみようと思ったんだ。……それこそ大した根拠も持たないまま」

「……今も、自分を信じているのですね」

「ああ、そうすれば余裕だって同時に持てるだろう? だから――さっきは危うく眠っちゃうところだったけどね」

彼女の頭が傾いた。今の話に同意してくれているのだろうか。
……もしかすると、単に呆れ果てて言葉が出ないのかもしれない。

風の当たるツェルトの幕を見つめたまま、紬が確認するように口を開く。

「……今の話を除いても、やはりどこかしら能天気な人です」

そうして、やっぱり呆れたように顔を緩め。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
53Res/38.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice