13:名無しNIPPER[sage]
2018/08/31(金) 15:38:51.92 ID:JAaZOwgw0
風花「副作用には気をつけて下さいね!…シモッチって何かしら?」
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茜「不屈の魂、夢ではありません!」
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摩美々「まみみのホーム・アローン、始まるよー」
14: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 15:59:17.77 ID:Q360UySLO
「陽子…?」
綾は陽子に向かって走りながら、違和感を覚えた。
陽子は木にもたれて、
15: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 16:04:08.53 ID:Q360UySLO
「ぃ、い、いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
陽子は生気のない、のっぺりと白い顔をしていて、綾が見てもすぐに死んでいると分かった。
16: ◆Ez.kO8O2GM[saga]
2018/08/31(金) 17:34:29.64 ID:Q360UySLO
綾は震えて涙を流した。しかし陽子から目を離すことができない。
「ぁああああああ!!!」
陽子の顔は無表情だった。綾は陽子の色々な表情を今まで見て来たが、全くの無表情は見たことがなかった。
17: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 18:01:10.22 ID:Q360UySLO
「陽子…!陽子!陽子!陽子!」
綾は、動かない陽子の肩に手をかけて揺らした。しかし陽子の頭がぐわんぐわん揺れただけだった。
18: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 18:05:34.82 ID:Q360UySLO
「んっ…」
綾は眼を醒ました。
傍らには昨日と変わらず冷たいままの陽子がいた。
19: ◆Ez.kO8O2GM[saga]
2018/08/31(金) 22:34:52.05 ID:8ylbt7bN0
一晩経つと、さすがに少しは落ち着きを取り戻した。
しかし、その一方でどうしようもないほどの虚無感が綾を襲った。
「いっそ死んじゃおうかしら」
20: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 22:53:46.06 ID:8ylbt7bN0
そこまで言って、綾は思わず口を噤んだ。
「まさか、まさかこれって…」
綾は気付いたのだった――陽子のスカートが、裂けていることに。
21: ◆Ez.kO8O2GM[saga]
2018/08/31(金) 22:56:26.65 ID:8ylbt7bN0
※訂正
スカート× ズボン〇
22: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/09/01(土) 01:05:53.80 ID:pfkLGtzC0
「あぁぁ、は、は、は、嘘よ…こんなの嘘よ」
綾の頬は絶望にひきつり、渇いた笑いをこぼした。
「ねえ、陽子、何とか言ってよ、ねえ、陽子、ねえ、ねえ、ねえ、陽子、ねえ、ねえ、陽子、ねえ、陽子、ねえ、ねえ、陽子、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、陽子、ねえ、ねえ、陽子、ねえ、陽子、陽子、ねえ、ねえ、陽子、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、陽子、陽子、ねえ、ねえ」
23: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/09/01(土) 01:14:20.23 ID:pfkLGtzC0
「陽子の唇ってこんなに美味しいのね…」
綾はにこりと笑うと、
「陽子、ちょっと待っててね」
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