丹生谷「勇太をなんとしてでも独占したい!2」
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96: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 22:34:50.00 ID:YDitP8hM0
勇太『まっくろーなー世界でー!僕たちは進むー!』

勇太『当てのない夜の道に、救世主がやってくる!』
丹生谷「え!?なになに!?」

勇太『彼女の明るい顔を見れば、お姫様のプリンセス!ドレスは光り闇は消える!』

勇太『白色のドレスを身に纏った、眩しくて見れない銀のヘアクリップが特徴の、
煌めくガラスの靴を美しき足にした、超美人の王女様が来たからーーー!』
丹生谷「私、いつの間にお姫様///」

勇太『真っ暗な世界が包んでいた、木々は子供のように太く樹を成して、
動物たちは顔を出して遊び、とあるうさぎは森夏姫をお伺いしてキュン死する、
村人がいつも笑い召使も城でお辞儀して、花畑の花は僕らのために咲き、
光に照らされてきらきらする遠くの海が奇麗だー!』

勇太『吸い込まされた陰から出てきたお城と花畑―!ラ!ラン!ラララランラ!
リスは笑い!鹿は踊り!小鳥は舞い僕と歌うー!僕は森夏姫と過ごす!幸せな世界!!!』

勇太『さあ、森夏姫!僕たちと楽しいパーティーをしましょう!!!』

勇太『世界は、お城は、君のために待っているーーーーーーーー!!!!!』

勇太『はーっはっはっは!!!富樫め!!!!
闇の帝王ゲルゾニアンサスこそダークフレイムマスターが!お前の幸せを壊しにきたーーーーー!』
丹生谷「はあ///!!!?」
勇太『お前か!!お前など服従する余地はない!』

勇太『そうかー!そんなに地獄が見たければ見ればいい!!!俺の力よ吹き飛べー!!!!』
勇太『ああまずい!なんということだ!!!世界が!お城が!動物たちのお城が!!!
森夏姫を支えるお城の人達が、
ティーポットやカップやフォークに変えられてしまった!!!森夏姫、逃げるぞー!!!!!』手ギュ
丹生谷「ちょっとー//// 走るの本当に?///」手ギュ

勇太『俺達は邪悪な悪魔から逃げるためー!
熱い手を強く握り!決壊寸前の橋を超え!牛の群れを避け!森に迷い込んだ!!!』

勇太『ここはここはおどろおどろしい世界だ〜。
暗すぎて前の見えない森の道。食べられても仕方ないぞ〜。でも走らねば追いつかれる〜』

勇太『昼間では木であったのに、樹木から化け顔を見せるのだ。
気づかれないようにのそのそと歩いた。だが森は僕らを追いかけ、ツタは僕らを捕まえるために伸び、
暗い森林に怯える僕たちを化け顔が大笑いする!
お前ら食ってしまうぞーーーーーーーー!!!あーっはっはっはっは!逃げろー!森夏姫―!』
丹生谷「えっ! ちょっと!早い!」

勇太『ここを走れば大丈夫―!ここに怖い大樹が!うわあ!左に逃げよう!ここにも大樹が!うわあ!
ここにも!ここにも!ここにもー!きゃあああ!!!』
丹生谷「きゃあああ///(棒)」

勇太『僕たちは疲れ果てるとラッキーなことに、
大樹の中に小さな穴を見つけた!リスの通り口だ!入ったら僕たちは助かるだろうー!』
丹生谷「でも小さいなら入れないんじゃない?」

勇太『その穴から出てきた、リスさんリスさん。リスさんが答えてくれるよ。
やあ、お友達かい!?どうしても入りたいなら左のキノコを食べると小さくなるよ!』

勇太『さあ、キノコを食べよう!』
丹生谷「頭おかしいんじゃないの!?」

勇太『パクッと僕も森夏姫も喜んで食べると、体が急に小さくなって、
木の中の穴の中にしゅるりと入ってまるで木の色をしたすべり台のジェットコースターのよう!!!
離すなよーーー!森夏姫―!僕たちは奈落の底まで落ちていくー!』

勇太『木の色をしたトンネルの抜けた先はー、
森夏姫に大丈夫?と言って見るとー、巨大な雑草と巨大な虫の中に囲まれた草原だった―!』


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