68: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:17:30.25 ID:YDitP8hM0
勇太「俺が取ってくるから、待ってて。あのパラソルベンチに」
丹生谷「分かったわ。サンキュー」
勇太「たこ焼き持ってきたぞ〜!値段高いけど12個セットだった」
丹生谷「おいしそう〜!すごく良い匂いじゃない!」
勇太「香ばしい香りと湯気のむくむく感。忘れられない。まさにたこ焼き」
丹生谷「ねえ〜食べましょ。食べましょ」
勇太「丹生谷。あ〜ん」
丹生谷「え/// いやよ///」
勇太「かわいい///」
丹生谷「バカにしてない/// かわいいかわいいって/// どんなことでも撫ですぎると後で噛まれるわよ」
勇太「平気平気。全然後悔しないから///」
丹生谷「どれにしよっかな〜」
勇太「つまようじ。はい」
丹生谷「サンキュー☆」
勇太「あの。熱いから食えないよな」
丹生谷「よね〜翌朝皮ができて舌でチロチロするのが本当に嫌よね」
勇太「そうだ。たこ焼き、中を割るか?」
丹生谷「いやよ......といってる食べ物でもなさそうよね」
勇太「中からたこさんがこんにちわー」パカッ
丹生谷「かわいい!!ちゃんとミニたこ!」
勇太「こんにちは!ボクたこさん!かわいい!」
丹生谷「あんたが『かわいい』っていうのなんか変よ」
勇太「そう?赤ちゃんみたいだろたこさん。かわいいだろ。たこ。丹生谷、あ〜ん」
丹生谷「ちょっと人が見てるわよ///」
勇太「見てない見てない あ〜ん///」
丹生谷「あ〜ん。う〜んおいしい///」パクッ
勇太「俺は殻をいただきますか」パクッパクッ
丹生谷「あ!今度私の番だったのに!」
勇太「そんな予約をされた覚えはない」
丹生谷「けち///」
勇太「誰も頼んでもいないがな」
丹生谷「あー!私なんかイライラしてきたー!
さっきから富樫君、私のことブサイクとか身長足らないとか色々バカにしてきたじゃない!生意気よ!生意気!」
勇太「ごめん」
丹生谷「ごめんで済む問題じゃないわ!!デートのお約束条項その6 私に気付いて」
勇太「もはや職権乱用」
丹生谷「黙りなさい!」
勇太「そう言えば、デートのお約束条項作られたら罰ゲームするって最初に言ってたよな。
あれ結局実施されなかった」
丹生谷「覚えててくれたんだ」
勇太「......///」
丹生谷「......///」
勇太「罰ゲームはなし?」
丹生谷「あり。そうね。このたこ焼き熱熱だったわよね〜〜〜〜〜覚悟しなさい!!!」
勇太「するか!俺は捕まらないぞ!......ほらっ。やれよ。丹生谷。あ〜ん」
丹生谷「え......。あんたドMなの。ふふふっ。観念しなさい」あ〜ん
勇太「記念だよ。今の」
123Res/338.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20