67: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 21:15:41.32 ID:YDitP8hM0
ショッピングモール ベンチ
丹生谷「疲れた〜」ペットボトルごくごくごく
勇太「俺も。でも楽しかったよな」
丹生谷「そうね」
勇太「(次何しようかな〜。いい雰囲気でよかった〜)」
丹生谷「えっ......! ちょっと!」
勇太「ん?」
俺は丹生谷と腰を縮めながら、なんだが緊迫した表情で俺を見ている。
勇太「どうした?」
丹生谷「いるのよ......」
勇太「......」
丹生谷「私の同級生......。見られたらやばい!」
勇太「頭伏せろ!」ダキッ ギュッ
丹生谷「......///」
勇太「どんな人だ?」
丹生谷「間違いなく、私の友達の笹だった。どうしよう?富樫君......」
勇太「どうしようって言われたって?他は?」
丹生谷「いない。ほらあの子」
勇太「あのピンク色の」
丹生谷「うん。友達いるかもしれない」
勇太「じゃあ俺が今から避け口探してくるから30秒間待ってろ」
丹生谷「うん......」
勇太「どこだどこだ。いた!なるほど、こういって......」
丹生谷「どうだった?」
勇太「俺についてこい。ずっと」
丹生谷「えっ......///」
勇太「行くぞ」手ギュッ
丹生谷「富樫君......」
勇太「」タッタッタッタッ
丹生谷「」タッタッタッタッ
勇太「曲がって。あの階段降りるから。偵察してくる」
丹生谷「......」
勇太「大丈夫だ。このまま一階に行く」手ギュッ
丹生谷「うん…...」手ギュッ
外
勇太「着いた。ここならもう分かるまい。でもできるだけ遠くに行こう!」
丹生谷「あ、そこまでいいわよ」
勇太「にぶ?大丈夫か?」
丹生谷「わ、私のために、してくれてありがとう」
勇太「丹生谷を失わせたくない」
丹生谷「......///」
勇太「なあ、おれ。中二病でてなかった?今恥ずかしくなった///」
丹生谷「ううん/// かっこよかった/// 富樫君の中で一番かっこよかった/// やり遂げる男なんだね///」
勇太「はははっ///」
丹生谷「褒められるとすぐ赤くなる///」
勇太「子供みたいに言うな/// ......休憩しよう。何か食べたいものある?」
丹生谷「そうね......。食べたいものってある?」
勇太「いいよ。丹生谷が好きなら。なんでも」
丹生谷「私は!」
勇太「......!」
丹生谷「富樫君の食べたい食べ物が、食べたいの///」
勇太「......そうか///」
丹生谷「教えてよ......///」
勇太「......。あそこにたこ焼きあるから、一緒に食ってみたい」
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