青年「ふーん、その歳で奴隷か」幼女「……」
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1:名無しNIPPER[saga]
2018/08/28(火) 19:47:50.41 ID:qOTV2qzr0
青年「この子は何ができるんだい?」

奴隷商人「何でもできますが、基本的には性奴隷、といったところでしょうな」

奴隷商人「他のお客様も『そういった趣向』の方々でしてね。鞭で打ったり、指をちょん切ったり、人を人と思わぬ鬼の所業をなさる」

奴隷商人「それでも奴隷達は口がきけぬゆえ、黙って痛みに耐え、主人が飽きるのを待つ他ないのです。ま、飽きられたら犬の餌にされますが」

青年「ふーん、可哀想に」チラ

幼女「……」キッ

青年「彼女、どこの出身ですか? 髪が黒いですけど」

奴隷商人「知りません。奴隷をかき集めるのは、ブローカーの仕事です。私はブローカーから買い、こうして皆様のもとへ健康な奴隷を届けるだけ」

青年「彼女、買ってもいいかい」

奴隷商人「いいですとも! 一匹300リラですなー」

チャリーン

奴隷商人「まいど!」

青年「じゃ、いこうか」

幼女「……」




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2:名無しNIPPER[saga]
2018/08/28(火) 19:53:05.61 ID:qOTV2qzr0
知らない大人に買われた。

これからどうなるのだろう。

お父さんのように殺されるのか。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2018/08/28(火) 20:01:13.85 ID:qOTV2qzr0
青年「お腹減ったな、どこかご飯食べに行こうよ」

店主「よってらっしゃいみてらっしゃい! ステーキ一枚300リラですよ!」

青年「アニデンステーキ、今キャンペーン中なんだって。300リラとか普段の半分の値段だよ」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2018/08/28(火) 20:07:26.48 ID:qOTV2qzr0
300リラ。

ステーキ一切れの値段よりも安いなんて。

この人は私と一緒に食事をしたいようだけど。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2018/08/28(火) 20:15:58.42 ID:qOTV2qzr0
青年「久しぶりなんだ。こうして落ち着いた場所で人と食事するの」

幼女「……」モグモグ

青年「空を見てごらんよ。真っ赤な夕焼けに群青が混ざって、とても綺麗だ」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2018/08/28(火) 20:26:52.23 ID:qOTV2qzr0
脇目も振らず走った。

もちろん、おしっこなんてするはずがない。

出口に向かって、角を左に曲がって、右に曲がって、人を押しのけて。
以下略 AAS



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