青年「ふーん、その歳で奴隷か」幼女「……」
1- 20
6:名無しNIPPER[saga]
2018/08/28(火) 20:26:52.23 ID:qOTV2qzr0
脇目も振らず走った。

もちろん、おしっこなんてするはずがない。

出口に向かって、角を左に曲がって、右に曲がって、人を押しのけて。

転んで、起き上がって、走り出す。

後ろは振り返らない。

あの男、雇うとか語っていたけど、言いくるめるための口実に決まってる。

私は騙されない。

絶対に逃げ出して、新たな人生を歩んでやる。

両足が宙に浮いた。

走っても走っても、前に進まない。

何かに吊り下げられている。

店主「おいガキィ〜、やっぱオメー、奴隷だったじゃあねーかよォ〜」

強引に口をふさがれ、厨房に突き飛ばされた。

店主が持ちだしたのは、奴隷用の鉄の首輪。

やめて、触らないで。

声にならない悲鳴が漏れる。

店主「首輪を壊して脱走とは、いい根性してんじゃん? ついでに、死んでいただこうかな!」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
11Res/6.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice