海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
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214: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:09:42.59 ID:L0ciGIt40
[054170 AD 2199 08/15 18:32]

あの日、8月15日は、平凡でいい一日だったと思う。

救急車のサイレンの音と、微かな振動。途切れ途切れになる意識の中で、にこの声を聞いていた。
以下略 AAS



215: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:10:38.35 ID:L0ciGIt40
…いや、『脳味噌が、そう聞き取ったように無理矢理判断した』という表現の方が正しいだろう。



こう言ったの。
以下略 AAS



216: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:11:21.56 ID:L0ciGIt40
にこ、海未、ことりちゃん、南先生…。

もっともっとみんなと一緒に居たかった。もっとたくさん遊びたかった。

こんな弱い身体に生まれたくなかった。
以下略 AAS



217: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:12:39.39 ID:L0ciGIt40
[054170 ×× ×××× ××/×× ××:××]

絵里「……そして、この場所にいた」

絵里「その後私は…いや、『私の身体』は能力を得てここを出た」
以下略 AAS



218: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:13:26.50 ID:L0ciGIt40
海未は少し迷惑気に笑う。

絵里「強く…強く、願ってみて」

「『会いたい』、って」
以下略 AAS



219: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:14:07.24 ID:L0ciGIt40
様々な色が交じり合う、マジックアワー。



何処からともなく響く、聞き覚えのある音。
以下略 AAS



220: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:14:48.50 ID:L0ciGIt40
[054170 AD 2200 08/15 17:35]

〜通学路〜

目を開けると、少し久しぶりの通学路に立っていた。
以下略 AAS



221: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:15:39.84 ID:L0ciGIt40
[054170 AD 2200 08/15 17:37]
第十六話「サマータイムレコード」
END



222: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:16:08.58 ID:L0ciGIt40
第十七話「ロスタイムメモリー」
[054170 AD 2200 08/15 17:49]



223: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:16:53.04 ID:L0ciGIt40
学校の地下に到着する頃には、もうすでに世界は巻き戻されてしまう直前だろう。

でも、勝てる。助けられる。この『悲劇』を止められる。

園田海未にはその確信があった。
以下略 AAS



224: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 18:18:10.26 ID:L0ciGIt40
真姫の背後では空間に大穴が空き、拡大を始めている。

周りには『冴える』に蹂躙されたメカクシ団メンバーが無残に倒れていた。

花陽「真姫ちゃん…ずっと一緒って…言ってたのに…」
以下略 AAS



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