梨子「悪意にも無関心にも」
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46: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 19:58:47.49 ID:zstzB+O7O
梨子「その頃に千歌ちゃんや曜ちゃんには話したりしなかったんですか?」
 
果南「高校と中学だからね」
 
梨子「あっ、そうでしたね」
以下略 AAS



47: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:00:03.89 ID:zstzB+O7O
果南「普通怪獣ねぇ、未だにそんなこと言ってるんだ」ハァ
 
梨子「果南さんにも話してたんですね、その件」
 
果南「あの曜と比べられたら千歌でなくてもね」
以下略 AAS



48: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:01:07.11 ID:zstzB+O7O
果南「だね。ただ千歌の場合、周りに曜と比べて馬鹿にする奴がいたのさ。『曜は何でも凄い。それに引き換え千歌はそうでもない』とか、『何でも途中で投げ出す口先三寸女』だとかね」
 
梨子「ああ……ありそうですね」
 
梨子(ネット上ならともかく、リアルで連日そんな言葉浴びせ続けられたらキツいかも)
以下略 AAS



49: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:02:27.27 ID:zstzB+O7O
果南「趣味と同じだよ。自分に余裕があるからこそやれるってのは」
 
梨子「それはわかります。でもこういう考え方もあるんじゃないですか?」
 
果南「どういう?」
以下略 AAS



50: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:03:29.97 ID:zstzB+O7O
梨子「では失礼します」
 
果南「うん。最後にちょっと頼み事があるんだけどいいかな?」
 
梨子「頼み事? 何ですか?」
以下略 AAS



51: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:04:21.98 ID:zstzB+O7O
晩、ベランダ
 
千歌「いやー、0から再スタートするって決めたはいいけど、0どころかマイナスからかもねー」ニコッ
 
梨子「マイナスから? どうして?」
以下略 AAS



52: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:05:24.01 ID:zstzB+O7O
千歌「まあ一応。ゴスロリとか需要あるかなー? って」
 
梨子「でしょ。こっちの心情も知らないで『調子に乗ってる』なんて失礼しちゃう!」プンスコ
 
千歌「梨子ちゃん……ありがとね」ニコッ
以下略 AAS



53: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:06:25.42 ID:zstzB+O7O
梨子「それもそうね。なれるかはともかく、そういう気持ちで臨まなくちゃね」
 
千歌「なれるのっ! 絶対にっ!」クワッ
 
梨子「ふふっ、言霊の力ってのもあるしね。私だって気持ちは同じだよ、一番を掴みたいってのは」
以下略 AAS



54: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:07:27.99 ID:zstzB+O7O
千歌「目に見える結果を出してかなくちゃね。口先だけなら見放されるんだから」
 
梨子(未だに抱えてるんだね、「口先三寸女」って馬鹿にされてきたこと)
 
梨子「ところでさ、千歌ちゃんに一つ質問していい?」
以下略 AAS



55: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:08:24.86 ID:zstzB+O7O
梨子「どうも。でも往々にして相手のことがよくわかってないから『アイツはこういう奴なんだ』って決め付けてることもあるよね」
 
千歌「ネットとかならね、まだスルーもできるし。……でもわたしの場合、そうじゃなかったから」
 
梨子(千歌ちゃんの普通コンプレックス、想像以上に根が深かったのね)
以下略 AAS



56: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:09:26.01 ID:zstzB+O7O
梨子「じゃあ改めて悪意と無関心なら、どっちが嫌?」
 
千歌「そりゃどっちも嫌だけど……今は無関心かな」
 
梨子「そっか。理由とか教えてくれる?」
以下略 AAS



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