78: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:33:59.80 ID:TQ5drJ1c0
朝食をさっと済ませ、こたつを挟んでアンチョビと対面する。
コーヒーを一口啜ると、俺は口火を切った。
「方針を変える必要はないと思うんだよね」
79: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:39:48.31 ID:TQ5drJ1c0
「理屈はわかったが、具体的にどうやるんだ? 大事なのはそこだろ」
「これを使う」
言って、俺は脇に置いていたPCの画面を見せる。
80: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:41:47.92 ID:TQ5drJ1c0
俺が言い切ると、アンチョビは口を横へ広げ、「うー」と唸った。
「すまん。何を言っているのか理解できないんだが」
あぁ、そうか。ガルパンの世界にツイッターは存在しないと言っていた。
81: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:44:24.19 ID:TQ5drJ1c0
「買ってきたよ」
「早いな! 昼食はまだ出来てないぞ!」
「え? 昼食? 原稿は?」
82: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:47:17.23 ID:TQ5drJ1c0
「じゃ、撮りましょうか」
「え? すぐ撮るのか?」
「問題あるならもう少し後にするけど」
83: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:48:11.86 ID:TQ5drJ1c0
「どうだ!」
「とてもかわいい」
「そ、そうか?」
84: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:52:11.78 ID:TQ5drJ1c0
「まず始めに名乗っておくぞ! 私の名前はアンチョビ! アンツィオ高校で戦車道の隊長をやってるぞ!」
「……とはいえ、私のことを知ってる人もいると思う。私たちの戦車道は、こっちの世界ではガルパンって呼ばれてるみたいだからな」
「まぁ信じてくれる人だけ信じてくれたら嬉しいんだが、私はガルパンの世界から、こっちの世界へ出てきてしまったんだ」
「あぁああ急にこんな話を聞いて信用できないのはわかる! でももう少しだけ聞いてくれ!」
「とりあえず、私がこうしてここにいることとか、喋ってることを色んな人に知って欲しいんだ」
85: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:55:30.83 ID:TQ5drJ1c0
しかし俺の言葉に、アンチョビは納得のいっていないような表情を見せる。
「んー、戸庭、なんか反応が薄いな」
「感情表現が苦手なので。点数にすると90点超えは固いよ」
86: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 21:59:20.19 ID:TQ5drJ1c0
とにかく、公開する動画が出来上がったので、あとは編集&圧縮、ツイートをするのみとなった。
ツイートの時刻は17時30分に決めた。
「なんで夕方なんだ?」
87: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:01:14.60 ID:TQ5drJ1c0
あらかじめ、ツイッターアカウントは作成しておいた。
表示名はシンプルに『アンチョビ』だ。
プロフィール欄には、ガルパンの世界から出てきてしまった件など、動画で話した内容を短くまとめて記載してある。
まだツイートは一つもない。
88: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:04:37.70 ID:TQ5drJ1c0
「さあ、どうだ!」
「ちょっと待って」
アカウントのフォロワーは俺一人だ。
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