俺「アンチョビが画面から出てきた」
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202: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/19(木) 22:54:14.30 ID:kUzY9MI20
 2018年1月1日。月曜日。

 除夜の鐘の後、俺はしばらくアンチョビの言葉に返事ができないでいた。
 それで俺は、アンチョビが元の世界へ帰ることが、アンチョビだけの目標でなく、俺の目標にもなっていることを自覚した。

以下略 AAS



203: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/19(木) 22:55:29.18 ID:kUzY9MI20
「ずっと考えてたんだ。衝動的に決めたわけじゃない」

「いや、でもさ――」

 そこまで言って気付いた。
以下略 AAS



204: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/19(木) 22:56:58.25 ID:kUzY9MI20
 俺はアンチョビの問いに答えられず、黙り込んでしまった。

 アンチョビは「まぁ、考えてみてくれっ」と無理矢理に話をまとめると、続けて「寝るっ」と宣言してリビングを出て行く。
 残された俺も、もやもやした気持ちを抱えつつも寝室でベッドへ倒れ込んだ。

以下略 AAS



205: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/19(木) 22:58:52.84 ID:kUzY9MI20
 2018年1月6日。土曜日。

 年末年始の連休が終わり、2日ばかりの出勤を挟んで再び休日がやってきた。

 元の世界へ戻るのを諦めたと言ったアンチョビは、しかし相変わらず動画のアップロードを続けていた。
以下略 AAS



206: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/19(木) 23:00:10.85 ID:kUzY9MI20
 俺がどうしたいか。
 決まってる。アンチョビを助けたい。

 献身する覚悟はできているのだ。
 けれど、考えるべきは、ならばどう行動に移すかだった。
以下略 AAS



207: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/19(木) 23:01:27.08 ID:kUzY9MI20
 当然、どこからともなく現れたアンチョビは、身分証明書どころか日本国籍すら持っていない。
 戦車道はないし学園艦もない。アンツィオ高校はおろか、彼女が通える高校はどこにも存在しないだろう。

 アンチョビが生きていくには、ここは難しい世界だ。
 俺がやらなければならないことは、いくらでもある。
以下略 AAS



208: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/19(木) 23:04:28.72 ID:kUzY9MI20
「というわけでアンチョビさん、日本国籍を取得すべく、アンチョビさんのファンを増やしていきましょう」

「お、おぉ、戸庭は、本当に、斜め上の結論を出すなあ」

「そうでもないでしょ。まぁとにかく、監督に連絡してみようか。力になってくれるって言っていたことだし」
以下略 AAS



209: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/19(木) 23:06:15.33 ID:kUzY9MI20
『はい、そうです。いかがでしょうか』

「お、おおおおおおおっ!」

「願ったり叶ったりだな。よっし、じゃあ了承するよ」
以下略 AAS



210: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/19(木) 23:07:41.62 ID:kUzY9MI20
 2018年1月16日。火曜日。

 連絡はガルパン制作会社の代表からあった。

『お待たせしました。少し先ですが、アンチョビさんには大洗で開催される海楽フェスタに出演していただく、というのはどうでしょう』
以下略 AAS



211: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/19(木) 23:09:41.56 ID:kUzY9MI20
 2018年1月27日。土曜日。

 アンチョビのバイト先がファンにばれた。

『なんとなく店に入ったらアンチョビ働いてたんだけど』という画像付きのツイートがあったのだ。
以下略 AAS



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