6:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 00:38:47.02 ID:68QvvrKK0
「おー、景色が変わりましたですねー!」
坂を登りきったら一気に視界が開ける。高い建物もないので遠くまで見通せる。
「風が気持ちいいですねー」
周りが田んぼばかりなせいか、少し風が冷たくなった気がする。火照った体を優しく冷やしてくれる。また歩こうと気力が湧いてくる
「もう少ししたら休憩所があるみたい、そこまで頑張ろう」
「ライラさんがんばりますですよ!」
また歩き始める、ライラさんは隣でキョロキョロしている。
「ライラさん? なにか気になることでもある?」
「田んぼに水がたくさんあって、その奥には林がありますですね。見渡す限り緑と水ばかり、というのはライラさんには不思議でございます」
「あー、ドバイってビルとか砂漠とかのイメージだからね」
「ライラさん、こういう日本の優しい風景もすきですねー、なんだか落ち着きますです」
「あ、ライラさん。休憩所の公園が見えてきたよ」
「本当でございますね」
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