63:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/14(土) 18:33:15.26 ID:TXxgAIfuO
それから、彼女は私に一枚の名刺を差し出しました。そこには「セイラム」ではなく、彼女の俗名が綴られています。
肩書きは、
「シンデレラガールズ・プロダクション、アイドル部門、プロデューサー……?」
「うん。それがいまのあたし」
「シスターは……」
「やめたよ。悩んだけど……あたしが本当に大切にしたいものは何かって考えたらね。よその修道会でお世話になってる場合じゃないかなって」
急な訪問からめまぐるしい彼女に、私は心の落ち着く暇もありませんでした。
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