【艦これ】一九四八年:あるいは爆雷でいっぱいの海
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29:名無しNIPPER[saga]
2018/07/09(月) 00:29:09.05 ID:leW1YX1c0
「火の粉が自分に降りかからんよう払っている間なら穏やかでいられるだろうな。私の国はもう滅びたも同然だ」

「同然なだけだ、滅びてはない」

「同じだろう」

「違うさ」
   サナトリウム
響は療養所での潮との会話を思い出す。

「私は皆を救う権利を得てここに来たんだ。『皆』には私の国も、この国も、発症者もそうでない人も含まれてる」



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