【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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75:名無しNIPPER[saga]
2018/07/06(金) 23:08:10.94 ID:VR+egQ5z0
真帆「それだって教授が代弁役をかって出てくれたおかげで、私はこうしてコーヒーを前にして気軽な世間話程度の役割で済ませることができている」

レス「…………」

真帆「もっとも」

真帆「最初はアパルトメントの自室で説明するという話だったのに、私の部屋を見た教授が慌ててこのカフェテラスを説明の場所として推挙されたことについては、若干納得がいっていませんけどね」

レス「Oh……それはちょっと。マホのルームはちょっと……」

真帆(ど、どういう意味よ)

真帆「ゴホン。おまけにですよ? 教授はあれからずっと寝ていないのではないですか?」

レス「……どうしてそう思うのかな?」

真帆「目の下。すごいクマができています」

レス「No、私としたことが」

真帆「スーツだって昨日着てらしたものと同じだし、髪はなんだか元気がないし、髭だって中途半端に伸びている。それらを総合的に考えると、結論はこうなります」

真帆「レスキネン教授は騒動後、当事者である部下の代わりに、休むまもなく事態の究明に向けて奔走し続けている、と」

レス「……悪くない理論だね」

真帆「さて、それではレスキネン教授。お聞きしてもいいですか?」

レス「何かな?」

真帆「教授にとっての比屋定真帆は、自身の後始末を代行している恩師を捕まえてコーヒーをおごらせ」

真帆「あまつさえ追加オーダーまでせびり倒そうとするような、そんな人間だとお考えですか?」

レス「その通りだろう?」

真帆「ちちち違いますよ! 失礼ですね!」

レス「Hahaha! OKOK、分かったよマホ。そこまで力説されてしまっては、仕方がないね」

レス「ここの代金は、自分で支払ってもらおう。それで構わないかな?」

真帆「はい! そうです、はい! もう、たまには素直にいうことを聞いてくださいよ」

レス「すまないね。これも性分という奴なのかな。さあ、話もまとまったことだし、そろそろカフェモカに口をつけてもよいのではないかな?」

真帆「え、ええはい、そうですね。言われなくても」スッ

レス「それにしても、はた目から見ていても不思議だね」

真帆「?」

レス「マホ。あんな事があった翌日だというのに、随分と調子が良さそうじゃないか。まさしく絶好調という奴なのかな?」

真帆「どうでしょうね」

レス「hum。無理をして、わざと元気に振舞っているけではないのだね?」

真帆「しつこいですよ」クイッ

レス「これは失礼」



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