【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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244:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 20:51:00.64 ID:Wanqw/R70
真帆「も、もしもし」

鈴羽『その声は比屋定真帆だね? 期限前にそっちから連絡を取ってくるなんて、予想外だったよ』

真帆「そう」
以下略 AAS



245:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 20:52:00.30 ID:Wanqw/R70
真帆「助かるわ。じゃあお言葉に甘えさせてもらって、前置きなしで聞かせてもらうわ」

真帆「阿万音さん。あなたの言っていた未来における私のアマデウス……」

鈴羽『サリエリのことだね?』
以下略 AAS



246:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 20:53:19.51 ID:Wanqw/R70
鈴羽『タイムマシンをこの世に生み出すことを望み、そして実際にそれを実現してしまったサリエリ。彼女はボクにとって、明らかに敵だ』

鈴羽『当然だろう? ボクはタイムマシンを歴史上から抹消したくてたまらないんだ。それで友好的な関係なんて、作れると思うかい?』

真帆「……思えないわね」
以下略 AAS



247:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 20:56:40.09 ID:Wanqw/R70
真帆「ねえ。どうしてサリエリは、自らが生み出したタイムマシンを消し去るための計画なんて立てたのかしら?」

鈴羽『さあね。それについてはボクも何度かサリエリに問いかけたことがある。でも、いつも答えをはぐらかされてばかりだったよ』

真帆(サリエリの意図が……見えない。私のアマデウスは、どうしてそんな相反する行動を起こしたというの?)
以下略 AAS



248:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 20:57:47.20 ID:Wanqw/R70
鈴羽『そう。それについて、ボクが知りえた彼の史実は、こんな感じになっていた』

鈴羽『2011年の4月10日。比屋定真帆は自身のアマデウスに身体を乗っ取られてしまった』

鈴羽『その非常事態にいち早く気付いたのが、当時君の上司であったアレクシス・レスキネン』
以下略 AAS



249:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 20:59:24.71 ID:Wanqw/R70
鈴羽『最初の質問のときに言ったことだけど。ボクの任務を立案したのはサリエリで、そしてレスキネンはこの任務にもサリエリの協力者という立場を取っていた』

真帆「サリエリと……レスキネン教授……が?」

鈴羽『もっとも。アレクシス・レスキネンの自殺により、計画の細部をつめたのは、サリエリ一人だったけどね』
以下略 AAS



250:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 21:00:30.27 ID:Wanqw/R70
真帆(今の話で、阿万音さんとサリエリの関係図は粗方把握できたと考えていい)

真帆(でも今度はサリエリの意図が汲み取れなくなってしまった)

真帆(それに教授のことだって……)
以下略 AAS



251:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 21:01:47.52 ID:Wanqw/R70
真帆(有名どころでいえば、ロバート・オッペンハイマーの後悔だって似たようなものよ)

真帆(もしも彼の時代にタイムマシンが存在していたら、ロバート・オッペンハイマーだって過去の自分に原子爆弾の開発を思い留まらせていたでしょうからね)

真帆「つまり……」ピタ
以下略 AAS



252:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 21:02:50.08 ID:Wanqw/R70
真帆「阿万音さん。あなたって以前に、今回と同じよな任務を遂行しようとして失敗した……みたいな経験はある?」

鈴羽『え? 何だって?』

真帆「だから。2011年ではない他の時代へ遡って、タイムマシンの開発を阻止しようとした経験はあるのかって聞いてるのよ」
以下略 AAS



253:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 21:04:43.86 ID:Wanqw/R70
鈴羽『それで質問は終わりかい?』

真帆「ええ、助かったわ。おやすみなさい」

鈴羽『あ、ちょっと──』
以下略 AAS



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