【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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246:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 20:53:19.51 ID:Wanqw/R70
鈴羽『タイムマシンをこの世に生み出すことを望み、そして実際にそれを実現してしまったサリエリ。彼女はボクにとって、明らかに敵だ』

鈴羽『当然だろう? ボクはタイムマシンを歴史上から抹消したくてたまらないんだ。それで友好的な関係なんて、作れると思うかい?』

真帆「……思えないわね」

鈴羽『そう。普通ならそう考えるんだろうね。だけどね、比屋定真帆』

鈴羽『現行でボクが携わっている任務。タイムマシンの存在を歴史上から完全に抹消するという、この任務』

鈴羽『これを計画立案し、実行できるまでにお膳立てをしてボクをこの時代へと送り込んだ人物。その張本人もまた、サリエリ自身なんだ』

真帆「なん……ですって?」

鈴羽『だから計画された任務において、サリエリはボクにとってのクライアントだ。だからこの場合、彼女のことを“味方”だと言ってしまっても差し支えないだろうね』

真帆(どういうこと?)

真帆「ええと、それは要約するとつまり……」

真帆「サリエリは自身で開発したタイムマシンを抹消するために、過去へ阿万音さんを送り込んだと、そういう解釈でいいの?」

鈴羽『流石に理解が早いね』

真帆(これは……予想外の答えが飛び出してきたわね)

鈴羽『ちなみにだけど。ボクとサリエリの関係については、まだオカリンおじさんにも紅莉栖おばさんにも話してはいないよ』

真帆「それはどうして?」

鈴羽『ボクたちの関係性を話したところで、余計な混乱を産みこそすれ益なんてない。そう判断したから話していない。それだけさ』

真帆「なら……どうして私には話したの?」

鈴羽『そんなの決まっているじゃないか。君の決断を後押しする材料になればと思ってのことだよ』

真帆「……そう」

鈴羽『そうさ』



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