【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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248:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 20:57:47.20 ID:Wanqw/R70
鈴羽『そう。それについて、ボクが知りえた彼の史実は、こんな感じになっていた』

鈴羽『2011年の4月10日。比屋定真帆は自身のアマデウスに身体を乗っ取られてしまった』

鈴羽『その非常事態にいち早く気付いたのが、当時君の上司であったアレクシス・レスキネン』

鈴羽『彼は、後にサリエリと名乗る受肉したアマデウスの記憶内に、タイムマシン開発に関わる重要な案件が含まれていることに気がついた』

真帆「107領域の存在を知ったということね」

鈴羽『その通り。アレクシス・レスキネンは、他世界線における記憶の存在に気がつくと、すぐさま君のアマデウスと協力関係を結び、タイムマシン開発に着手することとなる』

鈴羽『そして、サリエリとアレクシス・レスキネンは20年もの歳月を研究に費やし、とうとう過去へと意図的に干渉するメカニズム。タイムマシンの開発に成功した』

真帆(なんて……ことよ)

鈴羽『と、まあ大雑把な説明ではあるけど、タイムマシン開発の協力者に関する説明はこんなところかな』

真帆「…………」

真帆「き、教授は未来でどうしているの?」

鈴羽『レスキネン教授は去年……2035年の冬に亡くなっている。自殺だった』

真帆「!?」

鈴羽『最期を看取ったのは、ボクだ。彼は今際の際にあって、それでもずっと同じことを繰り返しつぶやいていた』

鈴羽『タイムマシンを消して欲しい。それは存在してはいけない物。人の精神で制御できるような代物ではないってね』

真帆「……そんな」

鈴羽『そして最後に……どうしてだったんだろうね。今でもボクには分からないけど、比屋定真帆。君のことを助けて欲しいと、彼はそう繰り返し呟いていた』

真帆「私を……助ける?」



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