少年「かんむす?」【艦これ】
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15:[saga]
2018/06/28(木) 14:00:12.79 ID:6AUUn40c0
少年は公園まで戻ってきたが、少女はもういなかった。

「いない…」

少年は、鎮守府に向かって走り出した。
以下略 AAS



16:[saga]
2018/06/28(木) 14:00:43.00 ID:6AUUn40c0
「ぼく、こんな遅くにここで何をしているんだい」

「あ…いや……っっ!!」

「あっ、待ちなさい!!」
以下略 AAS



17:[saga]
2018/06/28(木) 14:01:08.74 ID:6AUUn40c0
「おや、ずいぶんと小さいお客人だね」

白い軍服を着た、初老の男が入ってきた。

「大淀、彼にジュースを出してやってくれ」
以下略 AAS



18:[saga]
2018/06/28(木) 14:02:05.40 ID:6AUUn40c0

「提督」

大淀が提督に声をかけた。

以下略 AAS



19:[saga]
2018/06/28(木) 14:02:36.19 ID:6AUUn40c0
提督が出てしばらく、がちゃりと再びドアが開いた。

「やっぱり、あんただったのね」

部屋に入ってきたのは、少女だった。
以下略 AAS



20:[saga]
2018/06/28(木) 14:03:02.76 ID:6AUUn40c0
「……そうよ。

 私は、艦娘」

少女は続ける。
以下略 AAS



21:[saga]
2018/06/28(木) 14:03:32.46 ID:6AUUn40c0

「艦娘はね、人間じゃないのよ。
 
 どれだけひどい怪我をしても、お風呂に入ればハイ元通り。

以下略 AAS



22:[saga]
2018/06/28(木) 14:04:04.97 ID:6AUUn40c0
「そうねえ。どうしてかしらね。
 
 辞めちゃいけないって思うの。
 
 あなたを守りたいからかしらね」
以下略 AAS



23:[saga]
2018/06/28(木) 14:04:32.79 ID:6AUUn40c0
少年は、思った。

ああ、僕はこの人が好きになってしまったんだな、と。

たった数日、公園で話をしただけだった。
以下略 AAS



24:[saga]
2018/06/28(木) 14:05:09.31 ID:6AUUn40c0
「来年から、内地のほうに行くのでしょう?
 
 安心なさい、内地は安全よ。

 海は、あなたは、私が守るから。
以下略 AAS



25:[saga]
2018/06/28(木) 14:05:36.89 ID:6AUUn40c0
「ご迷惑をおかけしました」

横で母が頭を下げる。

目の前には、提督と少女。
以下略 AAS



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