勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
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371: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:14:59.78 ID:9OC/ch8I0
老人(頭の中に声が響いた。その声を聞いたのは、随分久しぶりのような気がする)

老人「おお、久しいな」

女神『お久しぶりです。勇者さま。随分とまたおじいさんになりましたね』
以下略 AAS



372: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:15:36.01 ID:9OC/ch8I0
女神『それもまた、勘ですか?』

老人「そうかもしれない」

老人(嘘だ。ただ、自分にそう言い聞かせているだけだ)
以下略 AAS



373: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:16:02.12 ID:9OC/ch8I0
――

――――

魔術師「ないですね」
以下略 AAS



374: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:16:42.29 ID:9OC/ch8I0
老人「はぁ……」

老人(最後の頼みの綱が切れた。そんな気分だった)

老人「不可能なのは、自分でもわかってる……」
以下略 AAS



375: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:17:18.97 ID:9OC/ch8I0
老人「む?」

魔物女「はぁ……はぁ……」

老人(自分を呼んだのは紅色の肌の、人型の魔物だった。肌の色と腰から尻尾が生えていること以外は、人間とさして変わらない)
以下略 AAS



376: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:17:45.16 ID:9OC/ch8I0
――

――――

「……っ!」
以下略 AAS



377: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:18:15.85 ID:9OC/ch8I0
「どうして……」

どうして気にならなかったのだろうか。

私は『ある瞬間』からのことしか覚えておらず、それ以前の記憶がない。
以下略 AAS



378: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:18:54.42 ID:9OC/ch8I0
――

――――

魔物女「すいません。この話に興味を持っていただける人は少なくて……」
以下略 AAS



379: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:19:20.89 ID:9OC/ch8I0
魔物女「では、その原理は何か?」

魔物女「ここからは私の仮説段階での話ですが、この世界は本来、もっとシンプルな理論に基づいていると思われます」

老人「もっとシンプル?」
以下略 AAS



380: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:19:48.77 ID:9OC/ch8I0
魔物女「話を戻しましょう。それらの世界の根本的に成り立たせるための理論には、魔法は介在していないと思われます」

老人「なぜだ?」

魔物女「簡単な話ですわ。そこに魔力を感知することが一切ないのです」
以下略 AAS



381: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 01:20:21.87 ID:9OC/ch8I0
老人「えっ? あ、あれ、転移魔法とかあるだろう……?」

魔物女「異世界への転移魔法なんて、見たことも聞いたこともありませんわ! えっ、そんなことが可能なんですの!? 少し話を聞かせてもらえません!?」ズイッ

老人「わ、わかった。わかったから。とりあえず今の話題が終わってからで……」
以下略 AAS



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