琴葉「プリンセスのPはプロデューサーのP」
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11: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/10(日) 23:56:25.32 ID:ci7A34oE0
と、そこで喧噪が収まった。
最後の言葉を継いだのは、サングラスをかけた少女だ。
特徴のある長髪だがカチューシャが無いため、その場にいる誰も彼女の正体を知りえなかった。

「プロデューサーの家に監視カメラをしかければいいのでは?」

「「「「「「「「「「「「それだッ!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」

カンカン!!と、鳴り響くギャベル。

「それでは、仕掛け人様の御屋敷に監視用の動画撮影機を設置しましょう。
 実際の行動に関しては、各々準備して頂きますよう宜しくお願い致します。
 次回、その成果について発表して頂ければ幸いです」

議長がふっ、と息を吐く。
それは、議長という重役を全うできた安心感から来たものなのか。
はたまた、今回の会議の成果に満足したからなのか。
誰にもそれは知りえない。

「時間も差し迫って参りましたので、このあたりで今回の会議は終了したいと思います。
 それでは最後に皆様ご唱和頂きたく思います。
 プリンセスのPは―――」

「「「「「「「「プロデューサーの、P―――――――!!!」」」」」」」」

この会議は終わる。
だが、またいずれこの集会は開かれるのであろう。
そんなことを予感させる、掛け声であった―――


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