まゆり「トゥットゥルー!」岡部「・・・え?」
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42:
2018/06/04(月) 19:12:47.08 ID:oMtdo1oj0
岡部『それが、まゆりか』


鈴羽は黙って頷いた。

以下略 AAS



43:
2018/06/04(月) 19:13:19.34 ID:oMtdo1oj0
鈴羽『椎名まゆりが元々記憶を引き出しやすい体質であったこと。強いリーディングシュタイナーを持つおじさんが常にそばにいたこと。この二つが、おじさんの発表によってお互いに強く作用したんだ』


鈴羽『おじさんだけならラボメンのみんなも、別の世界線の記憶は《夢かな》くらいで済むんだけど、椎名まゆりのリーディングシュタイナーは強力すぎる』

以下略 AAS



44:
2018/06/04(月) 19:27:23.02 ID:oMtdo1oj0
俺にはわかる。

リーディングシュタイナーは、決して素晴らしい能力などではない。

仲間とどんなに楽しい、苦しい経験を共にしたとしても、世界線が変わってしまえば、それはもう分かち合えない。
以下略 AAS



45:
2018/06/04(月) 19:36:00.62 ID:oMtdo1oj0
雷ネットの会場につくと、ちょうど鈴羽とその母、阿万音由季が車に乗ったところだった。

奴は奴で、何かを掴もうとしているのだろう。

木陰に隠れて見ていると、すぐに焦った過去の俺がタクシーを捕まえその後を追う。
以下略 AAS



46:
2018/06/04(月) 19:36:27.59 ID:oMtdo1oj0
紅莉栖に、厳密には誰かに好きだと伝えればまゆりが傷ついてリーディングシュタイナーを発現し、別世界線の記憶を持ったラボメンたちに俺はやりきれなくなり、ディストピアを形成する。


紅莉栖もまゆりも選ばなければ、まゆりが孤独を感じてリーディングシュタイナーを発現し、俺がディストピアを形成するだろう。

以下略 AAS



47:
2018/06/04(月) 19:38:48.73 ID:oMtdo1oj0
二時間後――――



鈴羽「あ、オカリンおじさん!こっちだよ!」
以下略 AAS



48:
2018/06/04(月) 19:39:51.82 ID:oMtdo1oj0
タイムマシン内――――


鈴羽「…………」

以下略 AAS



49:
2018/06/04(月) 19:40:32.33 ID:oMtdo1oj0
岡部「何でだ!何でだよ!!紅莉栖を好きになっちゃいけないのかよ!!俺は絶対に、まゆりを愛し続けなければならないっていうのかよ!!まゆりが嫌いな訳じゃない……まゆりを嫌いな訳がない!!けど俺は、ずっと支えてくれた!……一緒に、……戦ってくれた……!牧瀬紅莉栖が、好きなんだよ!!何でそれがダメなんだよォ!!!」


岡部「何で俺なんだ……何でまゆりなんだ!何で紅莉栖なんだ!!他の誰かじゃダメだったのか!!何で俺たちなんだよ!!…………くそ。電話レンジなんか作らなければ良かった。牧瀬紅莉栖とも出会わなければ良かった!!」

以下略 AAS



50:
2018/06/04(月) 19:41:09.13 ID:oMtdo1oj0
岡部「――――ッ」

鈴羽「岡部倫太郎ッ!!!!」


以下略 AAS



51:
2018/06/04(月) 19:41:42.90 ID:oMtdo1oj0
鈴羽「あたしはその時凄く小さかったけど、その記憶だけにははっきり覚えてる……父さんと母さんが笑ってて、周りにも人がいたんだ。多分ラボメンの皆だと思う」


岡部「ラボ、メン……」

以下略 AAS



52:
2018/06/04(月) 19:42:18.26 ID:oMtdo1oj0
鈴羽「きっとあるはずなんだ」


鈴羽は勇敢にも、沈黙を自ら破った。

以下略 AAS



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