【たぬき】城ヶ崎美嘉「腹ぺこ悪魔とまんぷく小悪魔」
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30: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:54:44.46 ID:EFGwLI3E0


 もちろんファッションで偏見持たれるのってイヤだったから、勉強はちゃんとした。
 アタシの評判を落とすのはママや莉嘉を貶めることと同じだから。

以下略 AAS



31: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:55:35.96 ID:EFGwLI3E0


 努力が実って、アタシは人間社会でもそれなりのポジションにつけたと思う。
 偏見のない友達だってたくさんできたし、わかってくれる先生にも恵まれた。
 それで高校に上がった辺りで、雑誌とかのファッションモデルをすることになっていた。
以下略 AAS



32: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:56:39.38 ID:EFGwLI3E0


 ……と言いつつ、実はまだ克服できてない問題があった。
 こっちは表に出すことじゃなく、個人の問題として片付けるしかないんだけど。

以下略 AAS



33: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:57:52.09 ID:EFGwLI3E0


 仕方ないってママは言う。
 格好いいよってパパは言う。

以下略 AAS



34: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:59:07.09 ID:EFGwLI3E0


 家から三駅のところにある、大きめの自然公園を練習場にしていた。
 メジャーなランニングコースから外れた森に広場があって、そこは夕方から夜にかけて人が全然いない時間が訪れる。

以下略 AAS



35: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 02:59:57.21 ID:EFGwLI3E0


 弾かれたように振り返ると、目が合った。
 スーツ姿の年上のお兄さんがいた。

以下略 AAS



36: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 03:00:46.52 ID:EFGwLI3E0


  ◆◆◆◆◆


以下略 AAS



37: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 03:02:16.11 ID:EFGwLI3E0


 おにぎりにスコッチエッグ、タコさんウインナーにミニオムレツ……。
 色とりどりのおかずが並ぶ食卓に、下から伸びる手が一つ。

以下略 AAS



38: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 03:03:07.18 ID:EFGwLI3E0


「だけどびっくりだったよねー、莉嘉のこと」
「莉嘉ちゃんの?」
「だってさ、いきなりアイドルになるんだもん。アタシにも隠してだよ?」
以下略 AAS



39: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 03:04:46.23 ID:EFGwLI3E0


「ごめんなさい。莉嘉ちゃんの大事な決断だったから……」
「響子ちゃんは悪くないの! アタシがシールでバイシュウしてクチドメしたのが悪いのっ!」

以下略 AAS



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