【たぬき】城ヶ崎美嘉「腹ぺこ悪魔とまんぷく小悪魔」
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37: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/29(火) 03:02:16.11 ID:EFGwLI3E0


 おにぎりにスコッチエッグ、タコさんウインナーにミニオムレツ……。
 色とりどりのおかずが並ぶ食卓に、下から伸びる手が一つ。

「こーらっ、莉嘉ちゃん。つまみ食いはだめだよ?」
「ぅぁ〜、バレたぁ……」
「ちゃんと莉嘉ちゃんの分も用意してるからね。でもまずは、これを完成させなくちゃ♪」

 響子ちゃんに見咎められた莉嘉が、すごすごリビングに帰っていく。
 実家に弟や妹がたくさんいるだけあって、こういう時の彼女の対応は完璧だった。

 さて、では何を作っているのかといえば……。

「プロデューサーさん、喜んでくれるかなぁ」
「決まってんじゃん★ つか、アタシと響子ちゃんのお弁当で喜ばないとかありえないし!」

 いつの頃からか、プロデューサーのお弁当を作る日っていうのが週三くらいで設けられてた。
 まあほっといたら牛丼やハンバーガーやスタドリばっかでお腹を満たす人だから、必要なことだよね。




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