9:名無しNIPPER[sage]
2018/05/22(火) 19:57:40.14 ID:6LeGnMhJ0
千聖「話が逸れたわね。それで、函館山の夜景を見に行くの」
千聖「山道は狭いから、時おり対向車線のバスやタクシーに道を譲って、私と花音を乗せた車はゆっくりと山頂へ進む」
10:名無しNIPPER[sage]
2018/05/22(火) 19:58:06.89 ID:6LeGnMhJ0
――函館山 展望台――
花音「す、すごいいっぱい人がいるね」
11:名無しNIPPER[sage]
2018/05/22(火) 19:58:37.81 ID:6LeGnMhJ0
千聖「そうして身を寄せ合った私と花音は、夜景が見えるところまで行くの」
千聖「最前列の手すりにはやっぱり人がいっぱいいて……でも、少し後ろの方からの景色もとても素晴らしいものだわ」
12:名無しNIPPER[sage]
2018/05/22(火) 19:59:25.63 ID:6LeGnMhJ0
千聖「……はぁ、花音と旅行に行きたい。花音に癒されたい」
有咲(長々喋って結局それかよ)
13:名無しNIPPER[sage]
2018/05/22(火) 19:59:57.24 ID:6LeGnMhJ0
有咲(北海道まで行くんだから新幹線とフェリーの乗り継ぎに支障が出ちまうじゃねーか。ったく、そしたら前日に私の家に泊めるしかねーよな。まったくしょうがねー奴だよな、ほんと)
有咲(そんで夜遅くまで「旅行楽しみだねー! 行くとこ決まってるけど、私ここも行きたいなー。あ、でもでもこっちの観光も捨てがたいかも。ねぇねぇ有咲! 有咲はどっちがいいと思う?」なんてキラキラした目で聞いてきてお前早く寝ないと明日絶対起きれねーぞ何のために私の家に泊まってんのか分かってるのかよなんて言おうものなら「え? そっちの方が楽しいからじゃないの?」とかキョトンとした顔するんだろうなまったく本当に香澄はしょうがねーな)
14:名無しNIPPER[sage]
2018/05/22(火) 20:00:46.72 ID:6LeGnMhJ0
千聖「……有咲ちゃん?」
有咲「…………」
15:名無しNIPPER[sage]
2018/05/22(火) 20:01:28.61 ID:6LeGnMhJ0
美咲「白鷺先輩、そこまでですよ」
有咲「お、奥沢さん……」
16:名無しNIPPER[sage]
2018/05/22(火) 20:02:07.81 ID:6LeGnMhJ0
花音「あ、あの……」
千聖「あら、どうしたの花音」ニコ
17:名無しNIPPER[sage]
2018/05/22(火) 20:03:11.57 ID:6LeGnMhJ0
千聖「はぁ……やっぱり花音は癒し系ね」
美咲「ですね。全面的に同意します」
18:名無しNIPPER[sage]
2018/05/22(火) 20:04:51.10 ID:6LeGnMhJ0
なんていうか、色々とすいませんでした。
別件ですが、
『かのちゃん先輩がドラムスティックをしょっちゅうへし折るのは「方向音痴なので……一緒に楽器屋まで買いに行ってくれませんか?」というデートに誘うための口実』
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