38: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:23:17.20 ID:WrstqN030
「うーん……」
「……どうしました?」
楓さんは輸入食材のお店で、真剣に悩んでいます。
39: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:24:41.57 ID:WrstqN030
ユニークという言葉は決して、悪い言葉ではない、と。
高校の時の先生に教わりました。
一意的というか、唯一というか。ですから、楓さんのユニークさは私にとって、とても好ましかったのです。
40: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:25:34.59 ID:WrstqN030
「歌織さん?」
「……はい」
和装小物の店で、楓さんは私に話しかけてきます。
41: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:26:22.20 ID:WrstqN030
「ところで、歌織さん」
「なんでしょう?」
「この後、もう少しお時間、頂戴できます?」
「え、ええ。特に用事はありませんけど、なにか?」
42: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:27:30.35 ID:WrstqN030
※ とりあえずここまで ※
もう少し書き溜められるように頑張ります。
では ノシ
43:名無しNIPPER[sage]
2018/06/04(月) 14:26:39.70 ID:n4eBhv0JO
乙乙
良いね
じっくり待つぜ
44: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:13:47.22 ID:u2t+T4dv0
お待たせしました。投下します。
↓ ↓ ↓
45: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:15:07.68 ID:u2t+T4dv0
「いらっしゃいませ」
「こんばんは」
46: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:15:47.12 ID:u2t+T4dv0
お店に着くと、楓さんが店員さんに一言二言。
私たちは、個室風にパーティションで区切られたボックスへ、案内されました。
時間がまだ早いせいか、お客は私たちだけ。
47: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:17:05.14 ID:u2t+T4dv0
「落ち着いたお店、ですね」
「ええ。ここには時々、お邪魔するんです」
楓さんはそう答えました。
48: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/24(日) 08:17:57.06 ID:u2t+T4dv0
「気に入ってくれました?」
「あ……はい。とても」
「ふふっ、よかった」
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