文香「事実は小説よりも奇なり」
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7: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:11:43.23 ID:Gw9FEXII0
文香「――ありがとうございます」

朋「いえいえ」

文香「その本は続刊もありますので、面白ければぜひ……」
以下略 AAS



8: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:12:51.54 ID:Gw9FEXII0
文香「……さて」

文香(先ほどの朋さんに間違えて渡した本に目を向けます)

文香(……題名は『歴史』表紙には大きな黒い手形が描かれた赤い本)
以下略 AAS



9: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:17:47.54 ID:Gw9FEXII0
文香(私の知らないころの話から私の知っているころの話まで)

文香(叔父の歴史がこの本に詰まっていたのです)

文香(……それに気がついて……私は、気分の高揚が抑えられませんでした)
以下略 AAS



10: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:20:19.85 ID:Gw9FEXII0
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『神様からの力を得た私はその能力を嬉々として使ってたわ』

『初めて未来があたるようになったんだもん! 本当にうれしくって、うれしくって!』
以下略 AAS



11: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:22:31.95 ID:Gw9FEXII0
『古本屋ねぇ……たぶんこんなところにはあたしの欲しい漫画おいてないと思うんだけどなぁ』

文香「……」パタン

文香「……ふぅ」
以下略 AAS



12: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:24:52.66 ID:Gw9FEXII0
文香「はぁ……」

文香(思わずため息がこぼれてしまいます)

文香(もっと読んでいたかった……)
以下略 AAS



13: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:26:42.77 ID:Gw9FEXII0
文香「……」

文香(私と彼女たちのつながりはこの本しかありません)

文香(連絡先さえ知らなければ、住所だって知らない)
以下略 AAS



14: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:27:42.36 ID:Gw9FEXII0
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みく「うぇー……なんでまた本屋なの?」

以下略 AAS



15: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:29:13.52 ID:Gw9FEXII0
文香「お待たせしました」

朋「ん、ありがと」

朋「値段はこの前と同じよね」
以下略 AAS



16: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:30:10.87 ID:Gw9FEXII0
朋「……あ、いた」

みく「……」ペラッ

朋「やっぱり気になるのね、その漫画」
以下略 AAS



17: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/05/13(日) 10:31:15.06 ID:Gw9FEXII0
みく「これくださいにゃ」

文香「!」

みく「……何?」
以下略 AAS



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