ライラ「夕焼けはソーダの味がする」
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24: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:03:35.23 ID:aw+Q2owr0

   〇


 泣き声は、夜毎に強く、近くなっているようでございます。
以下略 AAS



25: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:05:10.19 ID:aw+Q2owr0

   〇


 アルバイトの募集をしている場所はいくつかあるのですが、条件が合致しません。
以下略 AAS



26: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:06:26.10 ID:aw+Q2owr0

「あー……どこから言やいいのか」

 彼はどこかばつが悪そうに頭を掻き、思い切ったように腰をくの字に曲げました。

以下略 AAS



27: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:07:38.48 ID:aw+Q2owr0

 お弁当。
 お肉、お魚、お野菜、お茶。

 どこもささやかなお店でございますから、人を雇うには及びません。
以下略 AAS



28: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:08:43.16 ID:aw+Q2owr0

不動産屋「ああ、いたいた、お姉さん!」

ライラ「……? おうち屋さん、でございますか?」

以下略 AAS



29: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:09:42.61 ID:aw+Q2owr0



「どうして?」

以下略 AAS



30: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:11:34.31 ID:aw+Q2owr0


 ぱち、と夜遅くに目を覚まします。
 耳元でどなたかが、何か囁いた気がしたのです。

以下略 AAS



31: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:13:47.85 ID:aw+Q2owr0


「ああライラちゃん、おはよう!」
「おはようございますですよー」
「ごめんねぇ手伝わせちゃって」
以下略 AAS



32: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:14:41.81 ID:aw+Q2owr0


 カラスさんがカァカァ鳴く時間。傾いたようなアパートは静まり返っておりました。
 キィキィ軋む床板を踏み、がたつく扉に鍵を差し込んで、古畳の香る四畳半へ入ります。

以下略 AAS



33: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:16:16.62 ID:aw+Q2owr0

 お婆さんが語るに曰く、首を括ってしまわれたのだとか。
 その通り、彼女の首はひどく伸び、蛇の巻き付いたような生々しい痣が残っておりました。
 目と舌は突き出て、よじれた喉からひゅぅひゅぅと濡れた吐息が漏れております。

以下略 AAS



34: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/05/12(土) 02:17:19.39 ID:aw+Q2owr0


「どうして」

 答える代わりに、彼女は掠れきった声で問い返しました。
以下略 AAS



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