63: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2018/05/23(水) 17:43:01.19 ID:XzeV2oVA0
「あ、そうそう。それでひとつ確認したいことあったんだー。ほたるちゃん、ちょっとじっとしててね」
言うが早いか、志希さんは私のレッスン着のファスナーを一気に下まで引き下ろした。
「な、なにをするんですか!?」
「いいからいいから、よいではないか〜」
そう言いながら、志希さんがするすると私のレッスン着を脱がし始める。私は抵抗する間もなく上着をはぎ取られてTシャツ姿にされた。このままぜんぶ脱がされるんじゃないかと思って身を固くしたけど、志希さんは私の上着を片手に、じっと私を見ていた。
「うん、きれいな腕だね」
「腕?」
私が自分の腕に目を落とす。その隙に、志希さんが私のTシャツをぴらりとめくった。私は変な声を上げながら後ろに飛びのいた。
「なにかあった?」
夕美さんがほほ笑みながら訊ねる。
「かわいらしーおへそがひとつ」
志希さんがにゃははと笑う。
「それだけだね」
「そっか」
「なにがですか……」
「ん、傷がないな、ってね」
202Res/248.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20