垣根帝督「協力しろ」鹿目まどか「ええ…」
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130:名無しNIPPER[saga]
2019/09/18(水) 23:18:01.33 ID:D/5KSD4a0

「『でも』って……」

偉そうな態度と失礼な言い方にムッとしたが、助けてもらった身なので文句は喉元で飲み込んだ。

そんなことより聞きたいことがマミにはある。

「それよりあなたたちは一体……? さっき私を助けてくれたあの力はなんですか? 私たち魔法少女とは違うようですが。それに依頼って?」

「一度に何個も質問するんじゃねえよ面倒くせえ。あー、誉望。手短にまとめてくれ」

「え? 俺っスか。……えーと」

誉望と呼ばれたヘッドギアの少年は突然話を振られて少し動揺したようだった。

彼はそのまま少しの間考えて、

「俺たちは仕事で見滝原の調査に来ててさ。その調査内容ってのが最近この街でおきてる不自然な殺人だったり連続行方不明事件で、共通する条件なんかから怪しい場所を追ってたらここに辿り着いたって訳」

「ってことはあなたたちは探偵さん?」

「まあ……そんな感じ」

「へえ、最近の探偵ってこんな危険なことまでするんですね」

「いやいやおかしいでしょ! どこに魔女と生身で戦う探偵がいるのさ!? それで納得しないでくださいよマミさん」

そのまま世間話みたいな感じで終わりそうな雰囲気だったので、思わずさやかがツッコむ。



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