206:名無しNIPPER[saga]
2018/04/30(月) 02:43:32.97 ID:LS54PsoZ0
立ち上がり、もう一度ステージを見ます。
大歓声に向けて手を振るほたるちゃんを。
「このまま、終わりたくありません……私も飛びたいです」
「そう言うと思って、彼がキミに用意したプレゼントがある」
「えっ……」
「自分の手で渡しなさいと言ったんだが、彼はヘタレでな」
苦笑しながら、事務員さんが私に、一つの小包を差し出しました。
私がほたるちゃんにプレゼントしたものと同じ、あのテントウムシが入ったそれを。
「こ、これ……ほたるちゃんへの、プロデューサーの…」
「いいや、キミだ」
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