108:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 19:53:50.97 ID:A6rjc17z0
「…………はい」
ほたるちゃんは、弱々しく頷きました。
観念したような――前向きな返答のはずなのに、何かを諦めたかのようでもありました。
プロデューサーさんに、視線を送ります。
「うん……よしっ! 俺もこれからは本業にしっかり、ちゃんと復帰するよ。
346側との交渉も、ネーサンのおかげでひと段落したしさ」
腰に手を当てて鼻を鳴らしてみせますが、まだ、少し寂しげな顔をしています。
プロデューサーさんらしくありません。
「……少し、一服してくるよ」
ゲロちゃんに百円を入れて、事務員さんは部屋を出て行きました。
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