10: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/04/13(金) 03:14:36.14 ID:NDASyQPp0
○
不定期的に会話を交えてはいるものの、それよりも食欲を優先してしまい、気が付けばお皿の上は空になっていた。
一足先に食べ終えていたプロデューサーが「食べたなぁ」とお腹をぽんぽんと叩く。
「おじさんくさいよ」
「どうせ凛から見たら俺はおじさんですよー。あ、おしぼりで顔拭いたらもっとおじさんっぽくなるかな」
「絶対やめて」
「真顔で怒られた」
「ホントにやめてよ?」
「やったことない、って。ほら、遅くなっちゃうから出ようか」
いつの間にかプロデューサーは伝票を持っていて、いつもどおり私に異を挟む暇なんて与えてくれないみたいだった。
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