千早「賽は、投げられた」
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72:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:33:58.08 ID:+0zrf0Mn0


長い休みの間、手の甲から温もりがなくなり、少し不安になった。


「伊織、本当はとっても優しい子なんだよね」

「本人はあれで、隠せているつもりらしいけれどね」

「でも、プロデューサーさんには割と辛辣だよね」

「照れ隠し以外のも大分あるわね」


彼女も、人から誤解されやすい一人。

しかも彼女は、アイドルとしての姿も、自ら偽っている。

それでも頑張るのは、ひとえにその信念の賜物。

いつか、自分が目指す栄光を手にする日を夢見て。




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