千早「賽は、投げられた」
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71:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:33:32.10 ID:+0zrf0Mn0


1マス進む。


「ごほっごほっ……」

「全く、風邪をこじらせるなんて……意識が足りない証拠よ!」

「ごめんなさい……伊織……」

「無駄口叩いてる暇があったらさっさと治しなさいよね」


寝込んでいる私の部屋へ、伊織が風邪薬やドリンクを持って訪れた。


「こっちが薬で、これがウイダーで……」

「……ありがとう」

「べ、別に親切でもなんでもないわよ。さっさと治してくれないと迷惑なの」

「ええ。お見舞いに来てくれたから、すぐに治るわ」

「ば、ばっかじゃないの! 非科学的よ!」


長丁場の収録で疲れているだろうに、休む間もなく真っ先に来てくれた。

2マス進んで3回休み。




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