千早「賽は、投げられた」
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69:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:32:24.73 ID:+0zrf0Mn0


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「千早お姉ちゃーん……真美、もっとテレビ出たいよー」

「頑張りましょう、最近は出番も増えてるじゃない」

「でも真美が映るの、本当にちょびっとだけっぽいよー! もうやる気失くすぅ」

「仕方ないわ、私達はまだまだ下積みだもの」


そんな不満を訴える真美だけれど、本当によく我慢していると思う。


「そだよね。亜美も頑張ってるのに、真美が弱音を吐くわけにはいかないよね」

「いいんじゃないかしら」

「え?」

「いいわよ、少しくらい弱音吐いても。私の方がお姉さんだから」

「……千早お姉ちゃん……」


膝の上で俯いている身体を、出来る限り優しく抱きしめた。

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