千早「賽は、投げられた」
1- 20
67:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:30:38.10 ID:+0zrf0Mn0


1マス進む。


「あ、亜美……ちょっと待って……」

「千早お姉ちゃんダメダメっしょ! オーディションなんだからアゲアゲでゴー!」

「ま、まだ一時間以上前なのに走らなくても……」

「ヘイヘイ! この程度で息が上がってたらイクサには勝てぬよ、千早お姉ちゃんクン!」


年相応にはしゃぐ亜美に、疲れつつも少し微笑ましさを覚える。


「もう……じゃ、そんな私になんて余裕で勝てるわよね」

「うえぇっ!? ち、千早お姉ちゃんいきなりダッシュは卑怯だよー!」

「いついかなる時も、気を抜いてはダメよ」

「ま、待ってぇー!」

「どうしようかしら?」


いつもはあんなに押してくるのに、押されるのには滅法弱い子。

1マス進む。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice