千早「賽は、投げられた」
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66:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:29:54.17 ID:+0zrf0Mn0


少し強めに、手を握られた。


「うー、美希、ずるいなぁ。私も行きたいよぉ」

「もうごめんよ。誰とも行かないわ」

「そんなぁ……。ね、一緒に行こうよ! 今度はお化粧用品でも買いに!」

「遠慮しておくわ」


美希は、私のクールなところがかっこいいのだという。

この性格はこれまで、人との間に壁を作る役割しか果たしてこなかった。

けれど彼女の、自分の気持ちに素直な性格も、私みたいに敵を作る場面があっただろう。

辛くはなかったのだろうか。




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