千早「賽は、投げられた」
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595:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:04:50.10 ID:9+Zy6u7A0


私は見ていることしかできない。


以下略 AAS



596:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:07:15.55 ID:9+Zy6u7A0


独りぼっちの世界。

他に誰もいない。
以下略 AAS



597:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:12:59.06 ID:9+Zy6u7A0

私は独りぼっち。

千早ちゃんと離れて、初めての独りぼっち。

以下略 AAS



598:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:14:02.21 ID:9+Zy6u7A0


――どれくらい時間が経っただろう。

独りきりで、座り込んで。
以下略 AAS



599:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:44:54.90 ID:9+Zy6u7A0

すぐ隣に、千早ちゃんがいた。

雨に濡れそぼって、ノートを抱えて。

以下略 AAS



600:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:45:27.76 ID:9+Zy6u7A0


千早ちゃんは、雨と涙に濡れて。


以下略 AAS



601:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:46:07.52 ID:9+Zy6u7A0

千早ちゃん、そのノート、読んでくれないかな。

私の想いを込めた、その夢のノートを。

以下略 AAS



602:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:46:43.78 ID:9+Zy6u7A0


一枚、一枚とページをめくる。

読み上げる千早ちゃんの声が、徐々に震えていく。
以下略 AAS



603:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:48:05.92 ID:9+Zy6u7A0


読み終えた千早ちゃんは、泣きじゃくっていた。


以下略 AAS



604:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:49:40.91 ID:9+Zy6u7A0

部屋の外に、光が見えた。

私を引っ張ってくれた、たくさんの、導きの光。

以下略 AAS



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