593:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 21:51:10.18 ID:9+Zy6u7A0
594:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:01:41.25 ID:9+Zy6u7A0
すぐ近くに、泉があった。
覗くと、千早ちゃんの姿。
595:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:04:50.10 ID:9+Zy6u7A0
私は見ていることしかできない。
596:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:07:15.55 ID:9+Zy6u7A0
独りぼっちの世界。
他に誰もいない。
597:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:12:59.06 ID:9+Zy6u7A0
私は独りぼっち。
千早ちゃんと離れて、初めての独りぼっち。
598:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:14:02.21 ID:9+Zy6u7A0
――どれくらい時間が経っただろう。
独りきりで、座り込んで。
599:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:44:54.90 ID:9+Zy6u7A0
すぐ隣に、千早ちゃんがいた。
雨に濡れそぼって、ノートを抱えて。
600:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:45:27.76 ID:9+Zy6u7A0
千早ちゃんは、雨と涙に濡れて。
601:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:46:07.52 ID:9+Zy6u7A0
千早ちゃん、そのノート、読んでくれないかな。
私の想いを込めた、その夢のノートを。
602:名無しNIPPER[saga]
2019/06/08(土) 22:46:43.78 ID:9+Zy6u7A0
一枚、一枚とページをめくる。
読み上げる千早ちゃんの声が、徐々に震えていく。
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