57:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:23:05.85 ID:+0zrf0Mn0
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「千早ちゃんは、コーヒーと紅茶、どっちがいいかしら?」
「どちらかと言えば、コーヒーでしょうか」
「あらあら、それなら私と一緒ねぇ」
私と一緒ではない胸元を揺らしながら、あずささんは喫茶店のドアを開けた。
「……くっ」
「あ、あら? お気に召さなかったかしら?」
「いえ、何でもありません」
「そう? ここ、エスプレッソが美味しいの」
「では、あずささんお勧めのエスプレッソを」
「うふふ。私もそれでお願いしまーす」
お勧めのエスプレッソは、確かに身体に染み渡る美味しさだった。
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