千早「賽は、投げられた」
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55:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:21:47.31 ID:+0zrf0Mn0


1回休み明け、1マス進む。


「あら、これは何かしら」

「あ! それは見ちゃダメ!」

「まさか、律子も何か変なものを……って、律子へのファンレター?」

「うわあああ!」

「そう言えば、昔はアイドルだったって」


私の手から手紙をひったくった律子は、顔を真っ赤にして黙り込んだ。


「昔のファンレターをデスクに飾ってるなんて、可愛い所もあるのね」

「ううううるさいなぁ悪いかぁ!」

「いいえ。とってもいいことだと思う」

「そ、そう真面目に正面から言われるのは、それはそれで気恥ずかしいのよ……」


赤くなりながらも幸せそうに手紙を握る姿は、羨ましかった。

2マス進む。




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