千早「賽は、投げられた」
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54:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:21:14.05 ID:+0zrf0Mn0


初めて当たった1回休みは、なんとも言えない気分だった。


「うわぁ……」

「人の趣味をどうこう言うつもりはないけれど、流石に事務所に持ってくるのは……」

「た、多分、新刊が出て買ってきたばかりだったんじゃないかなぁ……?」

「家に帰るまで我慢できないのかしら……」


どうやらこの事務所、有能な人には駄目な面があるらしい。

多分、こんな生活だからなかなか貰い手が……。

なんて、正面から言ったら寝込んでしまうのだろう。

ああ見えて、凄く繊細な人だから。




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