千早「賽は、投げられた」
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51:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:19:25.27 ID:+0zrf0Mn0


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「プロデューサー、何を唸っているんですか?」

「うーん……いや、先月分の給料、もう少しあったような……」

「音無さんとあずささんが、いっぱい奢ってもらったって喜んでました」

「!! そ、それだ!」


私の言葉に飛びつくように反応したプロデューサーは、そのまま机へ突っ伏した。


「やばい……クレジットの引き落とし大丈夫かこれ……」

「お貸ししましょうか? 私、仕送りのお金とかあまり使ってませんし」

「い、いや! 高校生にお金を借りるのは……大人として……」

「けれど、このままではクレジットが」

「! ティンと来た! 社長に借りよう!」


大人として、あまりにも情けない言葉を聞いた気がする。

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